駅長@管理人の北陸旅行記
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北陸訪問記

 北陸へは夏と冬に行きました。しかし、その両方とも、北陸に行くことがメインではなく、北陸経由で西日本へ行こうというものだったため、それほどあれこれ観光はしていません。いずれ、もう一度改めて北陸を満喫してみたいと思っています。

2002年12月26日(北陸訪問第二回)

 「雪が見たい!でも九州にも行きたい!」友人と旅行計画を立てていて意見が分かれてしまったので、「それなら両方行ってしまえ〜!」となんとも無謀な計画を立てました。とはいえ、金も時間もあまりないため、青春18きっぷで、しかも夜行で出発することにしました。今回は時期的に北陸訪問第一回のような白馬方面の夜行が運転されていなかったので、365日運転されている「快速ムーンライトえちご」に乗って新潟へ向かいました。「快速ムーンライトえちご」に乗るのはこれが3回目、新潟へ行くのはこれが4回目です。しかし、ついにこの時期から、「快速ムーンライトえちご」の終点が村上から新潟に短縮されてしまいました。今回の私の旅には全く影響はありませんが、少々残念です。午前朝5時、新潟に到着です。今回はせっかくだから、万代橋の方まで歩いていきました。以前、新潟に行ったときはマリンピア日本海のそばの海岸まで行ったことがありました。さすがにそこまでは遠いいので、信濃川でも拝んでから電車に乗り換えました。

 新潟から日本海に沿った越後線に乗りました。そのときの女性の車掌が駅に着くたびに大声で「出発!進行!」と叫んでいて、みんなで笑ってしまいそうでした。それが朝の6時。乗客なんて私たちの他にほとんどいないのに・・・新人さんなんでしょうかね。でも、基本です。いいことなのです。柏崎に到着し、さらに直江津行に乗り換えました。直江津は新潟県上越市の都市で、昭和46年に直江津市と高田市が合併してできました。そのため市内に二つの中心地を持つ変わった市です。そんな直江津に向かう途中、信越本線で一番海に近い駅の青海川駅を通るので、カメラを用意。噂は本当でした。今にも波にのまれそうな海のすぐそばに駅があります。しかし、こんな駅を実際に利用している人はどれくらいいるのでしょうか?とにかく、日本海の荒海がこんな場所から拝めるのです。ここからの景色は絶景です。

 今回は友人と4人で旅行だったので、車内ではひたすら大富豪をやってました。私の小学校ではこれを大貧民と呼んでいましたが、このゲームは数多くのローカルルールが存在しますね。8流し、スペード3切り、スペード3からスタートなどなど。私たちはだいたいみんな同じルールを認識していたみたいなので特に問題はありませんでしたけど、ときどき他の友人とやるとルールが違っていたりしてちょっと悩むことがあります。しばし電車に揺られ、直江津発富山行きに乗りました。前回は富山を通過してしまったので今回は富山で降りることにしました。富山は雪が少なく、降っている雪自体もかなり水っぽかったです。富山周辺は黒部ダム宇奈月温泉など数々の名所があります。私たちは駅前にある物産ビルに入って富山の薬売りの歴史などになぜか見入ってしまいました。普段はこんなものに興味持たないのですが、意外におもしろいですね。前回と同じくます寿司を買い、車内で食べました。これ、おかずがないとかなり飽きます。おいしいんですけどね。

 富山はこれくらいで、次は再び金沢です。今回は兼六園に行こうと決めていたので、金沢ではそれなりに時間を取りました。まず、金沢城公園に行きました。金沢に着いた直後は雪はほとんど降ってなかったのですが、城まで歩いて行くに従ってだんだんと大降りになり、次第にはつもってきました。私たちが新潟から雪を持ってきてしまったのかな?そんなことを考えながら金沢城に着くと、さすが加賀百万石、立派です。復建した城とはいえ、大きいですし威厳が感じられます。ちょうど時期的にNHK大河ドラマの「利家とまつ」をやっていたせいか、観光客も多かったです。

 次に兼六園に向かいました。美しい日本庭園です。広い・・・少々雪がかった日本庭園はさらに趣を増します。随所に見られる松の木、そして噴水や石灯籠など、どれもみな風景に溶け込んでおり、訪れる人の心を和ませてくれます。なぜか公園のすぐ外で抹茶ソフトクリームを売っていたので思わずみんなで買ってしまいました、真冬なのに。そして、写真は載せませんが、ありましたありました、前田利家像。頭にかぶってるものだけ金色のブロンズ像。しかも、以上に小さい。なんかとってつけたような像で、とても載せる気になれません。是非とも実物を見てください、そして笑ってください(笑)。

 そうこうしていると結構時間もたってしまいました。今日の夜は一緒に旅行している友人の大阪の実家に泊めてもらうことになっているので、このまま大阪に向かうことにしました。途中、福井も降りましたが、ダイソーにいったりと特にこれといったことはしてません。この旅はこのあとは、大阪〜岡山〜広島〜博多〜熊本〜矢岳〜鹿児島〜宮崎〜別府〜大分〜小倉〜京都〜名古屋〜塩尻〜上諏訪〜甲府〜東京と北陸とは関係のないところへ行きました。なので、残りはそれぞれの地域の訪問記に書くことにします。

2002年8月10日(北陸訪問第一回)

 今年、中央線に4年ぶりに通称「山岳夜行」と呼ばれていた快速夜行列車がよみがえると言うことだったので、是非とも乗ってみたいと思っていました。4年前までは新宿〜松本を結んでいたのですが、今年は白馬まで運転区間を延長してくれるとのことなので、是非ともこれに乗って今まで行ったことのない場所に行こうと決めました。白馬というと長野オリンピックのジャンプ台やその他登山客やスキー客には有名な場所ですが、私にはあまり関係ないことでした。そこで、新宿〜白馬〜糸魚川〜富山〜石川〜福井〜京都〜大阪と日本海側を迂回しながら西日本へ旅行することを計画しました。私の家はこの夜行列車が新宿を出て最初に止まる駅の立川にあり、そこから乗っても良かったのですが、全席自由席のため(現在は「快速ムーンライト信州」で全席指定席)座れないのではないかと思い新宿で並ぶことにしました。しかし、いざ乗ってみるとそれほど混雑せず、途中の私の家のある立川や八王子で結構客が降りてしまいました。しかし、この電車は寝るにはあまりに寝心地が悪く、しかも何を考えてかクーラーが効きすぎて車内が異常に寒かったため、車掌に「もうちょっと温度あげてくれませんか?」と尋ねたところ、「(クーラーが)壊れててこれ以上温度あげられないだよ。」だとのこと。仕方なく、夏なのに友人と電車の中で凍えながら白馬へ向かいました。

 途中、何駅か停車しましたが、長時間停車している駅もなかったので途中下車はしませんでした。松本に到着する頃にはだいぶ空も白んできて、車内放送も始まりました。信濃大町を過ぎ、ヤナバスキー場のある簗場を過ぎたあたりで進行方向左側に巨大な湖が広がりました。ガイドマップによると「青木湖」というそうです。緑に囲まれた非常にきれいな湖で、湖岸を散歩している人もいました。このあたりは日本アルプス山脈に囲まれ、車窓からは雄大な山々が見ることができます。写真には収めることができませんでしたので是非とも一度行ってみるといいと思います。夏には緑で覆われた山々を、冬には雪で覆われた山脈を楽しめます。電車は姫川沿いを北上し、まもなく終点、白馬へと到着します。

 朝6時11分、白馬に到着。顔を洗おうと駅のトイレに行くと、その水の冷たさにびっくりです。さすが山間とおもわんばかりの気持ちのいい水でした。朝ご飯を買おうと近くの商店にはいると、信州土産がたくさん並んでいました。その中に、「ハイチュウ アプリコット」なんてものがあったのでついつい買ってしまいましたが、アプリコットって信州の名産品なんでしょうかね?私は聞いたことありませんけど。白馬駅周辺は各山の入り口までのバスが出ていました。さすが、登山口といった感じですね。今回は登山は目的ではないので、白馬でさらに北方面行の電車を待ちました。白馬から4駅先までしか行かない南小谷行きに乗り換えました。

 南小谷(みなみおたり)はJR東日本とJR西日本の境目の駅で、どちらの列車も全て南小谷止まりです。南小谷駅を降りるとすぐに姫川が流れ、川のそばまで降りることができます。少し時間があったので川岸でちゃぷちゃぷ遊んでいたのですが、やっぱり気持ちいいものですね。近くにはスキーあり、登山ありの栂池高原があり、私は中学の林間学校で一度だけ行きました。その時は天狗岳の雪渓を登らされたのですが、景色は非常にきれいで今思えばとても良い経験だったと思います。登山客は多く、大きなリュックを背負った客はたいてい信濃大町〜南小谷のどこかで降りてしまいました。ここからは非電化区間のため、JR西日本の気動車に乗り換えて糸魚川に向かいます。糸魚川では乗り換え時間があまりなかったため駅の外には出ませんでした。糸魚川は新潟県の南西部に位置し、フォッサマグナ(糸魚川・静岡地質構造線)で有名な場所で、フォッサマグナミュージアムという博物館があります。糸魚川から北陸本線に乗り換え、いざ北陸へ向かいました。

 高岡行きに乗り換え、いざ北陸と思ったのですが、ついつい友人と電車の中で爆睡してしまったため、途中の富山を通過して終点の高岡まで行ってしまいました。高岡は万葉工芸品で有名な街で、駅周辺もまるで昭和初期から時代が止まっているような町並みでした。個人的にはこういう町並みは好きです。さらに、鉄道好きにはたまらない万葉線の発着駅でもあります。ここで富山名物のます寿司を買い、車内で食べながら石川県は金沢へ向かいました。

 金沢といえば前田利家で有名な加賀百万石の北陸随一の城下町です。近くには兼六園や東林坊など様々な観光名所があります。しかし、この日は快晴、金沢駅前はヒートアイランドと化してました。昨晩から風呂に入ってないばかりか、汗だくになっていたのでとりあえずシャワーに浴びたいと思い、交番に駆け込んで風呂屋を探しました。「この風呂屋は昼でもやってるよ〜!」と親切に教えてくれたので行ってみると「本日休業」。うーん、困った。もう一件教えてくれたので家族風呂とかかかれたその店に行くことにしました。見るからに怪しい建物で、「大丈夫か?」と思いながらおそるおそる入ると愛想の良いおばちゃんがでてきました。しかし、いざ風呂にはいると、なんだか黄色い水が・・・サビか?しばらく水を出しっぱなしにしておいたら治りましたが、あれはいったい何だったんでしょうか。今思い出すだけでもぞっとします。そんなこんなをしているとだいぶ時間もたってしまったので金沢見学もろくにできないまま出なければ行けなくなりました。ということで、金沢観光は次回に。しかし、金沢は栄えていますね。写真奥に映るホテル日航金沢と写真手前の金沢全日空ホテルは金沢駅よりも目立っていました。

 金沢から電車に乗ること約1時間半、北陸三県最後の県の福井に到着です。福井って何が有名なんでしょうか。特にこれといって有名なものはない気がします・・・北陸三県の中で石川がずば抜けてめだっているせいなのかな。ごく普通の町並みです。むしろ、私の住んでいる町並みに似ています。だから、普通に感じるのでしょう。ものすごく親近感がわくというか、なんというか。ここから九頭竜湖に行けるみたいですが、とてもじゃないけどそこまで行ってる時間がありません。さっきからなんでこんなにやたらと時間を気にしているのかというと、今日は夜また大阪始発の夜行「快速ムーンライト八重垣」に乗って出雲に向かうからです。ということで、福井をあとにし、北陸本線で敦賀、京都、大阪へとひた西に向かいました。このあとの旅は、大阪〜岡山〜米子〜出雲〜鳥取〜智頭〜岡山〜坂出〜四国内と中国・四国旅行の話になるので、そちらの訪問記で話すことにします。

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